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昇給審査!

 今夏も実施しました昇給審査! 我が生駒支部からも1名受審。 今回は1名のみの受審でしたが、審査日の2週間ほど前から生駒支部のみんなは「もうすぐ審査やから」「審査の為の稽古で」と受審予定者の為にいろいろ協力してくれました。 私も審査官の一人ですが、自分の生徒さんが受審する時はハラハラします。 本部の生徒さんでも、どの支部生徒さんもですが、かわいそうになるくらい緊張されています。 普段できていることができない・・・ ものすごく動きが硬い・・・ そんな緊張感の漂う中、生駒支部の生徒さんも無事合格。 着実に一歩一歩成長を遂げている生駒支部です。 #カリ #アーニス #エスクリマ #奈良 #生駒 #橿原 #フィリピン武術   

ナイトトレーニング実施しました!

 今年もやってきましたナイトトレーニング。 読んで字のごとく夜にトレーニングをします。 通り魔などは夜の人気の少ないくらい場所で出ますよね? 明るくて空調の聞いた体育館のような場所では出ませんよね? という事で、街灯もない真っ暗な地道でお稽古です。 信貴山朝護孫子寺ってご存じですか?通称信貴さん。でっかい寅の張り子のお寺ですね。 ここの境内にお邪魔して明かりのない地面がむき出しの真っ暗な場所で稽古するのです。 あるのは遠くに見える奈良の長閑な夜景と月明り。 ナイフやスティックどころか、相手の顔もまともに見えません。 そんな中でテイクダウンやディスアームを行います。 明るいうちから集まってお参りをして境内をお借りするご挨拶をご本尊様へ。 恐がりな私は夜にお寺なんてもってのほか!! というタイプなのですが、今回のナイトトレーニングは余裕綽々。 実はこの日は夏至。 いつまでたっても明るい! 一人で階段ダッシュの時間もいつもなら真っ暗なのに明るい! 毘沙門天様に感謝です。 この日は夏至という暦の上ではターニングポイントとなる日。 そんな日に、メンバーの一人は結婚が決まったとお相手を連れて登場。 この方はお坊さんです。 なので、よそのお寺にお邪魔する礼儀として袈裟を着て登場です。 袈裟を着たままお相手さんと階段ダッシュ。 奥の院では自分で読経し、感謝と幸せを祈念。 しかもこの日は師範の最愛、大師範が古希のお誕生日を迎えられました。 おめでたいことが重なるものですね。 寿ぎの言葉がそこかしこから溢れています。 お祝いムードいっぱいでもしっかりトレーニングは行いますよ! 今回はサロンを使いました!初めての生徒も多数です。 ただのストールに見えて実は武器。 ふにゃふにゃの布なのに、一瞬にして相手を制圧します。 気が付いたらテイクダウンされています。 簡単そうに見えて実際にすると全然うまく行きません。 でも時間は有限。次々と技を指導されていきます。みんなついていくのに必死。 それでもナイフもスティックも含めみんな真面目に一生懸命に稽古をしました。 というすっきりしたブログのはずが。。。。 あれだけの人数が集まれば、賑やかでいろんなことが起きます。 熊が出た!!と間違えてしまったり・・・(階段ダッシュで苦しくなって蹲ったメンバーです) 追い越していないのに前を走っていたはずのメ...

最近のお稽古

 最近のお稽古は少し全体のレベルを上げようか・・・と思う日もあり、より実際の動きを想定した稽古もしています。 だからなのか、いつもよりもかなり暑い・・・ と思っていたら、一人の生徒さんが叫びました。 「暖房になってますやん!!!今日やたら暑いと思ったんですよ!!」 当道場はエアコン完備ですので、安心してお稽古できます。 無料体験随時実施中。 いつでもお問合せ下さい。 #カリ #奈良 #生駒 #フィリピン #MFFAA #アーニス #趣味

普段のお稽古

 生駒支部の生徒さんたちは年齢層が幅広い。話題が合わないのではないかと思うのに、皆和気あいあい。 皆で笑えるっていいな~と、ほのぼのと平穏無事であることの幸せを感じながらも、やっていることはナイフトレーニング。 笑顔でナイフ振り回すなんて・・・・パッと見は物騒な集団ですね・・・・。 ナイフトレーニングは人気なのですが、うちの生徒さんは好きなものがバラバラ。 生駒支部の稽古内容はその場で私の思い付きで組まれます。基本動作のみは必ず毎回実施しているけど、それ以外は本当に無計画。 なので稽古内容も一期一会。 「今日これやりたい!!」って言ってくれますが、要望も多いし内容がバラッバラで希望内容がその日にやれるとは限りません。 でも、それだけ稽古を楽しい・やりたいと思ってくれることはとても嬉しいですね。 楽しさを伝えたくて、このブログに稽古の動画を載せようと必死になっていますが、動画編集がうまくできなくて悩み中・・・。 稽古は 水曜日  :橿原曽我川クラス 木曜日  :生駒クラス 無料体験随時受付中! #カリ #武道 #生駒 #橿原 #曽我川 #フィリピン #Kali 

Spring Seminar で             がっつりバンカウ(6尺棒)やりましたよ💪

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先月は春恒例のスプリングセミナーがありました。 桜ももうすぐ見頃かなという頃合いで、少し肌寒かったのが、動くにはちょうどいい時期。 午前中みっちりバンカウとヌンチャクを稽古。 バンカウって6尺もあるので自分の身長よりも長いです。 かる~く振り回してるように見えて、手の位置が少しでもずれればバランスが悪くて取り回しがとても難しくなります。 しかもやっぱり何時間も振るにはちょっと重い・・・・。 二の腕がプルプル・・・・・。 残像が残るほどのスピードで振り回しているので、はた目には軽く見えますが、木の棒なんで・・・・。 ただ、やっぱりバンカウは楽しい!! 生駒支部の曽我川クラスにはバンカウ大好き生徒さんがいます。 その方は都合が合わず参加はできませんでしたので、インストラクターの癖に大人げないですが、生徒さん相手に「楽しかった~💕」と自慢しておきました。 午前中はヌンチャクもしましたが、ところどころで「コーン」という軽快な音がしていたので、おそらく私以外にも自分の頭や肘にヌンチャク当ててますね・・・。 午後はカランビットナイフの稽古。 一緒に参加した生駒支部の白帯生徒さんからは「何時間も同じことしててしんどかった・・・」と言われました。私的にはそんなに何時間も同じことした記憶はなく、しかも「時間足りない!!」と思うくらいに楽しかったのになぁ・・・・・。 次のイベントはナイトトレーニング! 襲われるのはだいたい暗闇なんでね。 暗いところで足場が悪くてもやっちゃいますよ!!! 一応崖の手前に目印の小さな電飾は置きますけど見えないんです・・・・。 でも体育館で整った環境でやるスポーツとは一線を画すカリ。 砂利道でテイクダウンは痛いんですけども、「痛い!痛い!」と言いながらするトレーニングが楽しかったりするんでちょっとおかしくなってるのかも知れません。 通常の稽古以外にもこうしてみんなでイベントトレーニングを行っています。 ご興味のある方は是非ご連絡くださいね。 #カリ #Kali #バンカウ #6尺棒 #ヌンチャク #アーニス #奈良 #生駒 

kaliとは何か?

わかりやすい一言でいうならば「フィリピン武術」 では、どんな武術か? 今の時代で表現するならば「総合格闘技」ですが、「格闘技」か?と言われれば、少し違います。 フィリピンは多くの島から成り立ち、古くは複数の部族がありました。古く日本でもそうでしたが、複数の部族があれば当然のように争いごとがありました。 日本は刀文化、いわゆる「日本刀」でしたが、フィリピンは「ソード」「ナイフ」など多種多様刃物類。刃がついているものはすべて武器。刃がついていないものもすべて武器。常に争いがあったので、命を守るために戦ってきたのです。 そもそもがそのような戦闘部族。しかし、時は流れ、文明が進化し、大海原を渡ってやってきたのがスペインでした。 スペイン人が使ったのは「銃」。しかし、本来ならば圧倒的に強いと思われる銃で撃ってもフィリピン人は倒れませんでした。しかもヨーロッパ人に比べとても小さいのにものすごく強い。動きも複雑。 結果的にスペインの植民地になり、その戦闘技術の危険性からナイフは取り上げられましたが、その戦闘技術は水面下で独自の進化を遂げ、脈々と伝承されてきました。 独立後、戦闘技術もまたフィリピンの文化として表に出てきましたが、そもそもナイフやソードなど超危険物。稽古中にも怪我が絶えません。 そこで、万人が稽古しやすいように進化させたのがモダンアーニスの父と呼ばれる「レミー・プレサス」。彼により現在のカリの基礎となる「スティックによる稽古」や技術伝承方法により大怪我を避ける稽古と進化を遂げ、今ではカリはフィリピン国技となっています。 それでも、そもそもは戦闘武術。 基礎的なスティックでの打ち合いだけではなく、本格的に学ぶと体術や関節技など、素手でも相手と「戦闘」を目的とした技も伝承されています。 そのため、世界中の軍隊でもカリの理論やメカニズムが取り入れられ、非常に優れた戦闘技術として有名になり、今では映画やドラマでもその技を取り入れたアクションをしてたりもして、一般的にもその名が通るようになりました。 注意)上記はあくまでも一つの通説です。歴史的事実や教科書などとは異なる場合がありますので、そのつもりでご一読ください。 #カリ #歴史 #総合格闘技 #奈良 #生駒

Mutya Filipino Fighting Arts Academyとは何か?

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それは、フィリピン人グランドマスターであるMildred "Manami" Mutya Nakamura (以後:愛美師範)が開設したカリ道場のこと。 大阪の東住吉に本部を置き、現在は、「富田林」「港」「森ノ宮(カルチャースクール)」「鳳(カルチャースクール)」「城東」「名古屋」「橿原」「天理」「新大宮」「生駒」「橿原曽我川」と、本部を含めると計12の拠点を持ち、近々鳥取県にも支部が誕生予定です。 「カリ」はもともとフィリピンの長い歴史の中で、より優れた戦闘に進化しながら連綿と受け継がれてきた総合戦闘武術。たくさんの部族から成り立つフィリピン諸島は、古の時代から部族同士の争いが絶えず、人々はその頃から戦闘の中で生きてきた。イギリスの植民地時代も絶えることなく受け継がれたこの技術は、モダンアーニスの父と呼ばれるレミープレサスにより多くの人が学べるモダンアーニスへと昇華され、世界中に広まり、今ではカリはフィリピンの国技となりました。しかし、「モダン」と呼ばれても、そもそもは「戦闘技術」。一般的には公開されず、文献もなく秘匿された技術は受け継がれ、現在にも継承されています。 愛美師範は本国フィリピンにて軍隊や警察学校、各道場にて指導をされてきた戦闘武術のエリート(詳しくはトップ固定の愛美師範についての記事を参照)。イギリス統治時代に本来ならばイギリス名に変更されるはずがあまりにも優れた戦闘技術を持った一族の為、特別に古代から受け継がれた「Mutya」の名字を残すことを許された特別な一族。子供のころから培ったその技術は他の追従を許さない程。 その愛美師範が来日。日本でもカリを広めるため開設したのが本Academyとなる。 生徒も性別・年齢問わず小学生から70代まで幅広く、国籍や職種もバラバラ。 世界で有名な師範ですから、時折海外からの出稽古希望者などもあります。 時折、警察間相手の特別稽古に呼ばれたり(本部サイトの過去記事参照)ワールドフェスティバルなどの大きなお祭りから地域の小さなお祭りまで各種イベントの演武に呼ばれたりなど(本部サイト過去記事参照)、各種イベントへの参加もしています。 稽古は基本技術を身に着けられるようになっています。 (エリートコースと呼ばれる稽古もありますが、そちらは高度技術であると共に身に着けると危険なため、技術・人格・自制・忍...